アロハ!
イプへケは独特な形をしていて、その音色も魅力的なハワイの楽器です。
カヒコ(古典)を踊るときにはチャンター(詠唱者)がイプへケでビートを刻み、歌を歌います。
そしてダンサーはチャンターのビートと歌に合わせて踊りで表現します。
また日頃のレッスンでも、ストレッチやステップの練習に使用される場合もあります。
伝統的なフラの世界においてイプへケは神聖な楽器です。丁寧に大切に扱います。
さて、そのイプへケは一体どのように作られているのでしょう。
材料は大きなひょうたんです。
収穫したひょうたんの種や身を取り出してから乾燥させて、形を整えます。
二つのひょうたんをグルーなどで上下結合して作られます。
天然素材でデリケートな楽器です。